新潟日報 船内特別イベント | 9月3日(木) 夜開催 テノール歌手 笛田 博昭 スペシャルコンサート
笛田 博昭 (ふえだ ひろあき)/《テノール歌手》
南魚沼郡湯沢町出身。名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業、同大学大学院修了。
2009年渡伊。2011年文化庁新進芸術家海外研修員として再渡伊。第9回マダム・バタフライ世界コンクール及び第50回日伊声楽コンコルソ第1位。2012年フェッラーラ国際コンクール第1位。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
フェッラーラ国際コンクール優勝により、フェッラーラ歌劇場にて『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役でイタリアデビューを果たす。
兵庫県立芸術文化センターで開催された佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2022『ラ・ボエーム』ロドルフォ、2024『蝶々夫人』(栗山昌良原演出・飯塚励生再演演出)ではピンカートンとして出演。
2023年6月パレルモ・マッシモ歌劇場の引っ越し公演では、急遽代役として『ラ・ボエーム』のロドルフォ役で出演し、聴衆をはじめ共演者や現地オーケストラから鳴り止まぬ大喝采を浴びた。指揮のフランチェスコ・イヴァン・チャンパ氏からは「世界レベルでの最高のロドルフォ」と賞賛される。
2023年、2024年とMBS毎日放送主催「サントリー一万人の第九」では大阪城ホールにてテノールソロを務める。「東急ジルベスターコンサート 2023-2024」に出演し、“炎のマエストロ”こと小林研一郎指揮、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。 NHK「ららら♪クラブ」人気投票であなたの好きな日本人オペラ歌手男女通じて第1位を獲得。2017年より「NHKニューイヤーオペラコンサート」に出演。ピアニストの清塚信也氏がナビゲーターを務めるNHK「クラシックTV」にも出演し、近年メディアへの露出も増えている。
イタリアオペラ黄金期を思わせるドラマティックな声と、日本人離れしたスタイリッシュな歌唱フォームは比類なく、日本屈指のプリモテノールとしての地位は揺るぎない。
天から降りてくるような響きの声を持ち、且つ大胆な中にも繊細な表現で聴衆を魅了する唯一無二の存在である。
新潟県湯沢町特別観光大使。

